筋トレ初心者が重量を伸ばす1番の近道
あなたが筋トレ初心者だったとき筋トレをしていて扱う重量がバンバンが上がった経験はありませんか?
逆に筋トレ初心者の人は今が1番重量を伸ばすいいタイミングになるのでぜひ参考にしてください。
この記事を読めば初心者の人や筋トレの重量に伸び悩んでいる人はどうすれば重量を伸ばせるのかがわかります!!
初心者が有利な理由
これは二つの原則に習っています。
①発火頻度の調節
②サイズの原理
があります。
これら2つを以下に説明していきます。
発火頻度の調節
トレーニングを行うには、全ての身体活動で骨格筋の活動が必要になります。
骨格筋の活動には、筋細胞を神経支配するα運動神経方放出されるアセチルコリンを介して、活動電位を発生させる必要があります。
初心者はまだトレーニングを始めたばかりでこの運動神経が筋肉に対してうまく働けていない状態にあります。しかし、体の適応力により何回も同じ動作や同じ筋肉を使っていると運動神経の活動電位が発達していきます。今までトレーニングをしてこなかった初心者の人たちは、この活動電位の発達が著しいため、ベンチプレスの重量が伸びやすくなります。
例えば車のエンジンに例えると初心者は車の回転数が遅い状態にあります。エンジンが温まるにつれて回転数が上がりより大きな力を生み出せることになります。このエンジンが温まる機能がトレーニング経験を積むことによって高まっていき重量が伸びていくことになります。
これが発火頻度の調節と言います!
サイズの原理
もう一つ重量が伸びる要因としてあげられのがサイズの原理と言うものがあります。
これはトレーニングに必要な力が増加し、より多くの運動単位が動員されるにつれて次第により大きな運動単位が動員されることになります。このサイズの原理が示すことの一つは、高閾値(速筋)の運動単位を動員するためには大きな力発揮を伴うトレーニングを行う必要があると言う事です。
つまり初心者はトレーニングに慣れていないのでトレーニング経験を積んでいる人に比べて使われる筋肉が少なくなります。しかし、トレーニングを繰り返し行うことで今まで使われていなかった筋肉が刺激され大きなパワーを発揮できることになります。
例えばスクワットを初めて行う人は筋肉はあるがその筋肉たちの100%の力を発揮できていません。トレーニングを積むことで100%に近づいていき、より効率的・効果的なスクワットができるようになっていくのです。
初心者が気をつけること
説明してきた法則を理解し上手にトレーニングに組み込んでいかないといけません。
発火頻度の調節でもサイズの原理でも共通して重要なことがあります。それは
正しいフォームで行うこと!!
なぜかというと、発火頻度の法則とサイズの原理をいくら理解してもぐちゃぐちゃなフォームで行ってしまうとそのフォームで神経回路ができてしまうからです。
これでは効率的なトレーニングや美しい筋肉はできません!!
まずは正しいフォームで行うことが1番の近道なのです。
まとめ
①発火頻度の調整
②サイズの原理
を頭で理解した上で
正しいフォーム
でトレーニングを行うことが初心者が筋量を増やす1番の近道なのです。
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