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ストレッチで効果が出ない原因4選

体が疲れているし、ストレッチをしよう!と思いやってみたは良いものの効果が実感出来ないからやめてしまった。という経験をしたことがありませんか?それは、ストレッチの効果を最大に受けると、どうなるか分かっていないからかも知れません。
この記事を読むとなんで効果が出ないのか、どうすれば良いのかが解決します。ぜひ参考にしてみてください。

本当に柔らかくなるのか

結論はなります!!

単純に縮んだ筋肉が伸びれば柔軟性が高まります。

例えばゴムをずーっと放置していると久しぶりに見るとカチカチになって引っ張ると切れてしまいますよね!
筋肉もゴムと同じでずーっとデスクワークや立ち仕事を繰り返しているうちにどんどん硬くなっていき久しぶりに運動をやってみようとしたら切れてしまいます。(肉離れやアキレス腱断裂)

つまり定期的に伸ばしたあげることで伸張性を保って高いパフォーマンスを発揮できることになります。

効果が出ない理由

1、ストレッチのやり方が違う

2、継続・頻度が足りない

3、ストレッチのコツを知らない

4、伸ばしやすい形が作れていない

が挙げられます。

ストレッチのやり方が違う

これは筋肉を伸ばそうとした時に闇雲に伸ばしていると自分では伸びている感じがしても実は本当に硬くなっているところを伸ばせていないことがあります。

伸びている感じがしていて、気持ちと思うかもしれませんが痛みの原因となっているとこをを伸ばせていなくて効果が実感できないでおわるパターンを何人もみてきました。

継続・頻度が足りない

日々使ってきている筋肉を伸ばすなら必ず毎日行った方が良いです。
そして3ヶ月は少なくとも続けましょう!

筋肉は常に働いています。今この瞬間や仕事の移動中やテレビを見ている時、など筋肉は縮むことで力を発揮するため絶えず収縮しているのです。

そんなに毎日ずっと使っているなら1日の5分程度でも毎日メンテナンスをしてあげなければ壊れて当たり前です。

3ヶ月という数字は人の体が日常の変化に順応して定着してくるのが3ヶ月程度だからです。

もちろん個人差は絶対ありますが、3ヶ月毎日正しく続けていれば効果が全く出ない当ことはあり得ません!!

ストレッチのコツを知らない

ここで紹介するのは、固まった筋肉を伸ばす観点からお話しています。

固まった筋肉を効率的に伸ばそうとした時は

動かないストレッチ

が最も有効です。

動かないストレッチとは静的ストレッチのことを指します。

反動を使わずに関節を動かしていきポーズをとったら動かないでゆっくり伸ばしていきます。この方法は神経伝達の関係からも効果的と言えるのでぜひ試してみてください。

伸ばしやすい形が作られていない

これはやり方が違う。に似てしまいますが筋肉には各々で作用があり、伸びるポジションが違います。

例えばももの裏側を伸ばそうとした時にただ長座のような姿勢になって伸ばすのでは足りません。長座の姿勢から足を内側に捻るか・外側に捻るかでも変わってくるのです。

このように筋肉の作用と走行を考えてストレッチすることがより効果を実感できるコツになります。

ストレッチのポイント

ポイント①
最低30秒は伸ばす

みなさんは普段ストレッチをしているときにどのぐらいの時間伸ばしていますか?
私が普段治療している患者さんに話を聞いてみると大体みなさん10秒程度の人が多いです。
これでは、対象の筋肉を十分に伸ばせません!

しっかりと伸ばした状態から30秒はポーズを保ちましょう!

ポイント②
痛すぎるのは×痛いけど気持ちいいのは○

ストレッチをしているときに楽な刺激で行っていてもあまり効果は得られません。この状態では何もしていないのと同じです。

伸ばすなら多少痛いぐらいがちょうど良いです!しかし、痛すぎたり反動を思いきり使ってストレッチをすると筋繊維が傷ついてしまうので気をつけましょう。

ポイント③
呼吸は止めない

私が普段治療しているときに痛くて患者さんが息を止めて我慢しているのをみます。そのとき私は深呼吸しましょう!と声をかけますが、痛いときに耐えるために息を止めたくなる気持ちはわかります。


だけど、そんな時ほど深呼吸を意識しましょう。息を止めてしまうとストレッチをしたのに逆に痛くなってしまったり、体がダルくなったりします。血圧も上がってしまうので良いことはありません。

ポイント④
硬いところを優先でストレッチ

体はいろいろな動きが複合して機能しているため、やはり筋肉もその人のクセが出てきます。
つまり、めちゃめちゃ硬い場所>硬い場所>柔らかい又は正常>使えていない筋肉

のようになります。

まずはめちゃめちゃ硬い場所をストレッチしていかないとせっかくストレッチをしてもめちゃめちゃ硬い筋肉に引っ張られて体が戻ってしまいます。

火事に例えると火元を鎮火しないといくら周りの火を仰いでも消えません。1番の原因を断つことで問題解決に向かいます!

まとめ

今回は効果が出ないストレッチの原因を紹介していきました。

1、ストレッチのやり方が違う

2、継続・頻度が足りない

3、ストレッチのコツを知らない

4、伸ばしやすい形が作れていない

になります。

せっかくストレッチをするなら続けたくなるようなストレッチをしましょう!!

このような解剖学や生理学、運動学といった配信をしています。
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